2020.04.14 スマートソーラーが北海道釧路町と協定 ブラックアウトを教訓に 蓄電池付き太陽光発電システム整備

締結式に臨んだスマートソーラーや釧路町の幹部

 太陽光発電設備の開発、施工、運営などを手がけるスマートソーラー(東京都中央区)は、北海道東南部にある釧路町と、大型蓄電池付き太陽光発電システムを整備する協定を結んだ。18年に起きた国内初のブラックアウト(全域停電)を教訓に、災害時の避難所などへ導入する。事業費は同社が負担し、町へ長期的に電力を販売するなどして回収する計画だ。

 18年9月6日の北海道胆振東部地震に伴って起きたブラックアウトでは、同町でも全約1万世帯が停電となり...  (つづく)