2024.02.13 自治体主催で関西初 上新電機の施設で高校生eスポーツ大会

大会の模様

 兵庫県とNTT西日本神戸支店は12日、自治体主催として関西初となる高校生を対象としたeスポーツ大会を開催した。会場は、上新電機三宮1ばん館(神戸市中央区)内にある「eSPORTSアリーナKOBE三宮」。競技タイトルは5対5のシューティングゲーム「VALORANT」。14チーム、86人の頂点に輝いたのはOTHN(県立高校合同チーム)となった。

 大会は高等学校部活動などeスポーツに取り組む学生の支援をする形で実施。ゲームは攻撃側と防衛側に分かれて、5対5で対戦する競技性の高いもの。参加対象は県内高等学校に在籍する高校生で、5人で1チームを組み、事前に予選会に臨んでいた。決勝大会には予選会で勝ち残った上位4チームが出場した。

 会場は西日本最大級のeSPORTSアリーナでプロ選手の洗練されたプレイを圧倒的な臨場感でリアルに体感できるスペース。ステージには最大5人対5人の対戦を想定した座席や実況解説ブースなどを配置。迫力のある対戦を当日はWEBで配信した。

 対戦は4チームのトーナメント方式で実施。ステージではプロの解説も交えて進行。大差を逆転する試合があるなど白熱したバトルが続いた。優勝したOTHNのチームの代表者は「非常にうれしい。来年も大会があれば参加したい」とコメント。

 大会には兵庫県の齋藤元彦知事やNTT西日本の樋口浩子兵庫支店長、上新電機の金谷隆平社長などが出席。齋藤知事は「素晴らしい戦いだった。第2回も開催したい」と語った。上新電機の金谷社長は「若い人の生き生きした戦いが見ることができた。今後の開催にも期待したい」と話した。

 (後日、電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)