2024.02.14 オリンパス、地震で200億円規模の影響も 部品調達先の被災で 決算は好調

 オリンパスは、主力事業の内視鏡で、部品を製造するサプライヤーが能登半島地震で被災したことを踏まえ、保守的にみて2024年3月期で売上高240億円の影響を見込むと発表した。

 サプライヤーの生産停止を受けて、同社として新製品生産などを抑え、修理対応などのサービスを優先するとしている。なお、グループの石川、新潟県の拠点や従業員に特段の被害はなかったという。

 同日発表した決算では、各製品の好調から増収、当期利益も事業譲渡益などから過去最高になった。

 (15日以降の電波新聞/電波新聞デジタルで掲載予定です)