2024.03.01 海外の主要半導体決算 エヌビディア、通年でも首位 生成AI需要で利益も独走

TSMCは海外生産にも力を入れ始めている

 海外主要半導体企業の直近四半期決算がほぼ出そろい、米エヌビディアが首位に立った。同社は通期決算でも首位になり、ファウンドリー大手の台湾TSMCや韓国サムスン電子(半導体部門)、米インテルを抑えた。利益率の高い生成AI(人工知能)半導体のシェアの大半を握り、利益面でも他社を大きく突き放して独走状態にある。

 上位20社(米ブロードコムは来週発表予定のため業績予想から試算した暫定順位)を見ると、前年同期比では5社が増収・増益もしく...  (つづく)