2024.03.01 第一電波工業がアマ無線用アンテナ新製品 8素子ビームアンテナなど3種
第一電波工業の「A1430S8」
第一電波工業は1日、アマチュア無線用アンテナの新製品、144/430メガヘルツ帯デュアルバンド8素子ビームアンテナ「A1430S8」、3.5~50メガヘルツ帯用屋外型オートアンテナチューナー(ATU)専用エレメント「CPATU」、144/430メガヘルツ送受信、120/150/300/450メガヘルツ受信対応ロッドアンテナ「SRH776」の三つを発表した。
「A1430S8」は、アマチュア無線の入門周波数帯である144メガヘルツと430メガヘルツに対応した8素子のビームアンテナで、一つの給電部で両周波数帯にオンエア可能である。また、小型軽量でマスト取り付けに工具が不要であることから、移動運用にも最適だ。
「CPATU」は昨年のハムフェアで発表された各社の屋外型オートアンテナチューナー(ATU)に対応した専用エレメント(放射素子)である。使用するATUの性能に依存するが、WARC周波数帯を含む3.5メガ~50メガヘルツのアマチュア無線周波数帯で使用が可能。最大、耐入力は300Wであり、固定局での使用はもちろん移動運用にも対応している。オプションのアース線などと組み合わせて実力を発揮できる。なお本製品は、限定生産品。
「SRH776」は、アマチュア無線の入門バンドである144と430メガヘルツ帯の送受信に対応した、ハンディーロッドアンテナで、各社のハンディートランシーバーに接続して使用可能だ。広帯域受信対応しているので、エアーバンドなどV・UHF帯の業務無線の受信にも使用可能だ。なお。ロッドアンテナのため、使用時は一杯にロッドを伸ばして使用する。
価格は「A1430S8」が3万3000円、「CPATU」が5万2800円、「SRH776」は4180円(いずれも税込み)となっている。
なお発売はSRH776が4月末となっていいるが、そのほかは3月末に発売の予定だ。