2024.03.13 ニードルベアリング生産増強 日本トムソンがベトナム工場に投資
ベトナム工場に新工場を建設し、生産を増強する
日本トムソンは、直動案内機器や産業ロボットに用いられるクロスローラベアリングなどを生産するベトナム工場(IKOトムソンベトナム)の生産能力を増強する。約80億円を投じ、2025年1月に新工場の建設に着工。ニードルベアリングなどを生産し、26年の稼働を予定している。
新工場は敷地面積3万7500平方メートルの規模。ベトナム北部クアンニン省アマタシティ・ハロン工業団地との間に土地の使用権に関するサブリース契約(LSA)を締結した。
ベトナム工場は連結子会社として06年ハイフォン市に設立し、現在3工場を設けて直動案内機器や産業ロボットなどに用いられるクロスローラベアリングなどを生産している。
同社はエレクトロニクス産業向けを中心に、直動案内機器など特徴ある同社製品の中長期的な需要の拡大を見込み、30年度に売上高1000億円以上を目指す長期ビジョン「IKO VISION2030」を推進している。
(後日電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)