2024.03.14 レノボ、デバイスの卒業式開催
卒業生のデバイスたち
レノボ・ジャパンは13日、野方区民ホール(東京都中野区)で、役目を終えたパソコン20台の「卒業式」を行った。持続可能(サステナブル)な社会の実現を目指していく中で、デバイスなどに対して感謝の気持ちを持つことが第一歩と考え企画したもので、卒業シーズンに合わせた。
同社では2023年に270万台のパソコンなどのデバイスが送りだされているという。卒業式では檜山太郎社長がデバイスに対し卒業証書を授与。元HKT48でタレントの村重杏奈さんが卒業生代理として受け取った。吉田尚弘サービスセールス事業統括本部長も「デバイスの皆さん、ご卒業、誠におめでとうございます」と祝辞した。
2050年までにネットゼロを目指す同社。吉田本部長は「製品の設計段階から利用、利用後のライフサイクル全体で考えていく循環型アプローチをとっている」と語る。
実際にパソコンは別の利用者に使われたり、再生可能な部品を取り出し再利用されたり、それぞれ道を歩む。
檜山社長は「お客さまが(端末を)卒業させるまで(=手放すまで)活躍できるようにしないといけない。ライフサイクル管理をしっかりやっていく」と見通しを示した。(15日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)