2024.03.18 アイコムが97ch増波対応デジ簡機のベーシックモデル「IC-DPR45」発表
アイコム「IC-DPR45」
アイコムは昨年9月の増波に対応したデジタル簡易無線機(登録局、3R、3T)のベーシックモデル「IC-DPR45」を3月下旬より発売すると発表した。
本機は、上空受信の15チャンネル(ch)を含む、全97chに対応したデジタル簡易無線機で、出力は最大5W。業務やレジャー用を問わず特定小電力機ではカバーできない広いエリアでの使用が可能だ。本機には運用に必要なバッテリー、充電器などの周辺機器や登録用の申請用紙一式も付属しているので、簡単に導入ができる。
本機の主な特長としては、
・ワンタッチで交信相手を選択可能なサブch PTT機能を搭載
・メインと二つのサブch PTTを装備し、最大3グループまでワンタッチで相手選択が可能
・音声出力が最大1500mWであり激しい騒音下でも通話が容易
・ブルートゥース機能を標準装備。ワイヤレスイヤホン・マイクが使用可能
・音声に反応して自動送信できるVOX機能に対応し、ハンズフリー運用も可能
・省電力機能オン、送信5%、受信5%、待受け90%の使用使用割合で約16.5時間の長時間運用が可能
・雨天や粉塵が舞うような現場でも安心して使用できるIP67の防塵・防水性能
といったことが挙げられる。
なお、本機の定価は5万4780円(税抜き4万9800円)となっている。
(後日、電波新聞/電波新聞デジタルで詳報いたします)