2024.03.19 ORNLがEV用100kW無線給電に成功 回転磁界を伴った多相電磁結合コイルで96%の効率実現

ORNLでの無線給電の実験

 米エネルギー省が管轄するオークリッジ国立研究所(ORNL)は電気自動車(EV)向けに100kWの無線給電の実験に成功した。

 回転磁界を伴った多相電磁結合コイルを使って96%の効率を得たとしている。

 ORNLの研究者たちが使用した特許取得済みの給電システムは電磁界を使い、5インチ(約13センチメートル)のエアギャップを挟んで韓国現代自動車のEV「Kona」に無線で電力供給した。給電プロセスは小型家電製品へ...  (つづく)