2024.03.23 温かい国民性、創造性、雄大な自然環境を表現 豪が大阪・関西万博パビリオンの概要発表
レセプションで「コアラだるま」に目を入れるゴードン政府代表
オーストラリアは22日、大阪・関西万博のパビリオンの概要を発表、同日夕方には大阪市内のホテルで起工記念レセプションを開いた。起工式は19日に実施され、今年10月に建物が完成、内装含め完全な完了は来年3月の予定。
起工式にはジャスティン・ヘイハースト駐日大使、ナンシー・ゴードン豪政府代表、トレバー・ホロウェイ駐大阪総領事が出席。大阪市の横山英幸市長、日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長、地元経済人らが招かれた。
ゴードン政府代表によるとパビリオンのテーマは温かい国民性、創造性、雄大な自然環境を表現した「Chasing the Sunー太陽の大地へ」。パビリオンは数百以上あるユーカリの花と木をデザイン、オーストラリアの人々の多様性をイメージして作られたという。
同代表は、パビリオンの中では先住民の知恵を学び、オーストラリアの大自然を感じ取ってほしいと述べ、建物は三角形を連ねた「トラス構造」という。20年の東京五輪で使用された資材を使用する。