2024.04.04 社交クラブのようなラウンジも JPタワー大阪 オフィスゾーンを公開

社交クラブをイメージしたラウンジ

サウナも完備サウナも完備

大阪駅と直結し、にぎわいの創出を目指す(右側がJPタワー大阪)大阪駅と直結し、にぎわいの創出を目指す(右側がJPタワー大阪)

 日本郵便、JR西日本など5社が旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区で開発を進めてきた複合ビル「JPタワー大阪」(大阪市北区)が3日、報道陣に公開された。オフィスゾーンには、入居者が利用できる社交クラブをイメージしたラウンジや無人コンビニ、フィットネス、サウナなどの最新設備を完備する。

 JPタワー大阪は3月12日に竣工。オフィスや商業施設、劇場、ホテルといった複合用途を一体開発しており、地上39階、地下3階建てで高さは約188メートル、延床面積は約22万7000平方メートルの規模だ。オフィスの1フロア当たりの面積は約3960平方メートルと西日本でも最大級の広さ。

 JR大阪駅西口に直結し、ビル内に7月31に開業予定の107店が集まる商業施設「KITTE大阪」や、駅南側から接続する歩行者デッキ、西梅田地下歩行者道路と接続。梅田西側エリアへの新たな歩行者ネットワークで、来街者の利便性・回遊性を高めている。

 同日開いた竣工式で、日本郵政の増田寬也社長は「地上、地下のアクセスが向上し、利便性が高まる。4つの複合用途の連携で地域のにぎわいを創出したい」と語った。