2024.04.18 TSMCと共同で充電ステーション 電動スクーターの台湾ゴゴロ

ゴゴロのゴゴロの電池交換ステーション

「充電可能な二輪車を気軽に利用できる環境づくりが重要」と話すルークCEO「充電可能な二輪車を気軽に利用できる環境づくりが重要」と話すルークCEO

 電動スクーターメーカーの台湾Gogoro(ゴゴロ)が、半導体受託製造の世界最大手TSMCと共同で、電池交換ステーション15カ所を新設する。ゴゴロの電池交換ステーションは身近な場所で電池交換できるため、電動スクーターや電動バイクの利用者が増えている。

 両者は17日から、100%クリーンエネルギーによる充電交換基地「ゴーステーション」15カ所を台北市やその他の都市に設置した。100%再生可能エネルギーを使う交換基地はゴゴロにとって初の試みという。同時にTSMC本社がある新竹市を中心に、ゴゴロの電動スクーターのシェアリングサービスも開始した。

 ゴゴロの創業者でもあるホレイス・ルークCEOは「当社とTSMCは住民が充電可能な二輪車を気軽に利用できる環境づくりが重要との観点から協業に至った」とコメント。

 TSMCのローラ・ホー上席副社長も「住民が通勤や旅行で二酸化炭素排出ゼロの交通手段で移動を楽しんで欲しい」と語った。

(後日電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)