2024.04.22 東芝が世界初、0.5ミリ秒以下で複数端末に5Gリソース割り当て成功

 東芝は22日、量子現象に着想を得た量子インスパイアード計算機を使い5Gの低遅延達成に必要な0.5ミリ秒以下での複数端末のリソース(通信の最適な時間と周波数)割り当てに世界で初めて成功したと発表した。これまでは5G規格内で、低遅延で複数端末のリソースを割り当てるのが難しかったが、今回の技術を使えば課題を解決できるようになる。複数台のロボットの同時低遅延制御も実現できるとみており、5G基地局メーカーや通信事業者などに提案を始める。

  (つづく)