2020.05.12 アナログを高音質で楽しむオーディオテクニカがターンテーブル

ベルトドライブターンテーブル「AT-LPW50PB」

 オーディオテクニカは、ベルトドライブターンテーブル「AT-LPW50PB」を15日から発売する。価格はオープン、市場想定価格(税別)は5万円前後。

 「AT-LPW50PB」は、アナログを高音質で楽しみたいユーザーに向けた、高級感のあるピアノブラック仕上げのターンテーブルになる。モーターにはスピードセンサーを搭載し、安定した回転を保持。また、制振設計を施したアルミニウム合金ダイキャスト仕上げのプラッタとラバーマットを採用している。

 厚さ30㍉㍍の高剛性MDFシャーシは、モーターやプラッタの回転を安定させ、不要振動を抑えるなど音質向上にも寄与している。

 付属のカートリッジには、同社製VM型「AT-VM95E」の特別なブラックカラーモデルを、ヘッドシェルには同製品専用の「AT-HS4」を採用。

 カートリッジは「AT-VⅯ95シリーズ」との互換性があるので、別売の交換針に換えて音の違いを楽しめるだけでなく、さらなる高音質を追求することもできる。

 ストレート型のトーンアームには、音質を重視した設計で軽量かつ高強度なカーボンファイバ素材を採用している。

 さらに、フォノイコライザ「AT-PEQ30」も同時発売する。希望小売価格(税別)は2万2000円。

 フォノイコライザは、アンプやアクティブスピーカなど、PHONO入力端子を持たない機器でもレコードが聴けるようになる製品。

 VM(デュアル・ムービング・マグネット)型、MM(ムービング・マグネット)型、MC(ムービング・コイル)型のカートリッジが付いているレコードプレヤーに対応し、各カートリッジへの切り替えがフロントスイッチで手軽に行える。

 高音質FET入力により低ノイズを実現した、本格的なNF型フォノイコライザ回路を搭載。優れたRIAA特性で高いパフォーマンスを発揮する。低ノイズ・最小歪みのための高品質パーツが、それぞれの音響特性に応じて最適にレイアウトされている。

 同社が長年培ってきたオーディオの知識と経験を生かした設計で、高音質アナログ体験をサポートする。