2020.05.13 旭化成、3月期連結は売上げ横ばい・営業減益

 旭化成の20年3月期連結決算は、売上高は前年比横ばいながら、営業利益は2桁の減益となった。マテリアル領域で、中国市場の成長鈍化や自動車市場の減速、石化市況下落などの影響を受けた。

 スペシャルティソリューション事業は、環境対応車向けにリチウムイオン電池用セパレータ「ハイポア」の販売数量が増加したが、韓国でのESS火災の影響もあり減益。

 パフォーマンスプロダクツ事業は、タイヤ向け合成ゴムの操業度悪化などで減益だった。基盤マテ...  (つづく)