2024.05.10 RYODEN、3月期連結は売上高微減
RYODENの2024年3月期連結決算は、中国の景気減速の影響を受けたエレクトロニクス事業が不振で売上高が微減した。
事業セグメント別売上高では、FAシステムが前期比12.4%増。盤メーカー、半導体製造装置メーカー向けの販売が好調に推移した。
冷熱ビルシステムは同13.3%増。業務用パッケージエアコン、低温設備機器の販売が好調だった。
クロステックは同6.9%増。ICT分野のパソコン・サーバーなどのIT関連機器の販売が好調に推移した。
エレクトロニクスは同6.1%減。国内ではSoC(システム・オン・チップ)やメモリー、センサーICなどの販売が堅調。パワーデバイスなどの販売も堅調だったが、中国の景気減速の影響で年度後半は低調に推移。海外子会社も民生・産業機器関連向けアナログ半導体などの販売が低調だった。