2024.05.14 キヤノンMJが業務用モバイルハンディーターミナル発売 検針業務特化、省電力で堅ろう

PRea GT-40

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、キヤノン電子製の新製品として、水道・ガス・電気などの検針業務に特化した省電力で堅ろうな業務用モバイル端末ハンディーターミナル「PRea GT-40」2モデルを6月3日から発売する。

 水道・ガス・電気などの公共料金を算定するための検針業務では、ハンディーターミナルが広く活用されている。検針業務では、屋外で移動しながら長時間使用するケースが多く、落下の衝撃や雨水の影響を受けるリスクもあり、省電力性と高い堅ろう性が求められている。

 PRea GT-40は、省電力CPUを搭載し、上位機種と比較して稼働時間が約60%向上。また、堅ろう性と耐環境性に加え、物理テンキーボードや多様なインターフェースを備え、検針業務を強力にサポートする。

 最新OSのWindows10 IoT Enterprise LTSC2021の採用により、最新の開発環境にも対応している。豊富なWindows周辺機器や既存のアプリケーションを使用することができ、高度なセキュリティーと管理機能が可能。

 価格はPRea GT-40が30万円(税別)、同-40Pが31万5000円(同)。

 国内年1万台の販売を計画している。