2024.05.15 住友ベークライト、脳波測定デバイス開発 簡便な操作で在宅医療に貢献

樹脂製柔軟ドライ電極(ハイドロゲル使用タイプ)

 住友ベークライトは、脳波測定用樹脂製ドライ電極の先端にハイドロゲルを用い、頭部形状および肌質の個人差に対応し、医療用レベルの脳波を簡便に測定できるデバイスを開発した。操作が簡便な上、短時間でセットアップできることから、てんかん患者の脳波測定に活用し、在宅医療の推進に貢献する。

 東北大学病院ベッドサイドソリューションプログラム アカデミック・サイエンス・ユニット(ASU)を通してニーズの特定を行い、東北大学病院てんかん科および...  (つづく)