2024.05.20 【電波時評】AIへの本質的議論を深めよう

 青少年の読書感想文コンクールで、AI(人工知能)が生成した文章を不適切に引用した作品が複数認められ、主催者が審査対象から除外する事態が起きた。

 気になったのは、コンクール主催者がAIの使用を全面否定せず、「自分の言葉で書くという読書感想文の本質を担保しつつ、どう活用が可能なのかも今後は検討したい」とした点だ。

 報道ではAIの活用例として「文章の校正に利用したり、アイデアを深めたりするための教育的活用」を...  (つづく)