2024.05.20 パナソニックHDが収益改善を断行、改革加速 26年度まで課題事業ゼロへ

オンラインでの会見に臨む楠見グループCEO

 パナソニックホールディングスの楠見雄規グループCEOは17日、オンラインで会見に臨み、中期戦略(2022~24年度)の最終年度にグループが注力する戦略について語った。

 楠見グループCEOは24年度末の見通しを「累積営業キャッシュフロー(2兆円)は達成の見通しだが、ROE(10%以上)と累積営業利益(1.5兆円)は未達の見込み」と説明。キャッシュフロー重視の経営は定着したものの、各事業が当初の想定通りに収益力をつけられなかった...  (つづく)