2024.05.21 ラピダスが米エスペラントと覚書締結 DC向けAI半導体を生産へ 低消費電力で低コスト

左からラピダスの小池社長とエスペラントのスウィフト社長(15日、東京都)

 ラピダスは米国の半導体設計企業エスペラント・テクノロジーズ(カリフォルニア州)と協力覚書(MOC)を締結したと15日に発表した。

 エスペラントが設計する低消費電力のデータセンター(DC)向け人工知能(AI)用半導体を、2027年以降に稼働するラピダスの工場で生産する見通し。一つのパッケージに既製品を含む複数のチップを収め目的の機能を低コストで実現するチップレット技術を生かす。

 同日東京都内で開いた記者会...  (つづく)