2024.05.22 キヤノン、ゴルフレーザー距離計発表 小型軽量ボディ実現、デジタルズーム機能搭載
ゴルフ市場への参入背景を語る三上常務執行役員
キヤノンは21日、同社初となるゴルフ市場向け製品として、撮影機能付きのゴルフレーザー距離計「PowerShot GOLF(パワーショット・ゴルフ)」を発表した。発売は7月下旬を予定しており、価格はオープン。直販予定価格は5万1700円(税込)。
光学技術を活かしたPowerShot GOLFは、ピンフラッグなどのターゲットに赤外線レーザーを照射し、跳ね返ってきた時間の長さによって、立っている位置からターゲットまでの距離を測定できる機器。「測って、残して、振り返りたい」を叶えるゴルファーのためのツールとなっている。
キヤノンマーケティングジャパン(MJ)の常務執行役員の三上公一コンスーマビジネスユニット長は「クラブを決断して迷いなくスイングするためのパートナーとして、プロキャリをはじめ、さらなる上達を目指すアマチュア、ゴルフのビギナーなど幅広くゴルファーに価値を提供したい」と語った。
同社は、①持ち歩きやすい「小型軽量ボディ」、②遠くのピンフラッグも捉えやすい「デジタルズーム機能」、③振り返りをサポートする「撮影機能」の三つの特長をあげた。
本体はプレー中でも邪魔になりにくい快適なプレーをアシストするポケットサイズで、外形寸法は約31×91.2×58.9ミリメートル、重量は約151グラム。
デジタルズーム機能として倍率6倍、12倍に対応し、切り替えが可能。また、プレー中に撮影したショットはラウンド後の振り返りに役立つと説明している。(23日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)