電気設備関連の総合展「JECA FAIR 2024（第72回電設工業展）」（主催＝日本電設工業協会）が29日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。会期は31日まで。「電設技術が未来をデザイン！～持続可能な社会のために～」をテーマに256社が出展。過去最大規模の872小間で開催している。

　展示会では、電気設備に関する資機材や工具、計測器、ソフトウエア、システムなどの新製品や主力製品をはじめ、施工技術や施工実績などが紹介される。今回で63回目を迎える製品コンクールには50社がエントリー。

　開幕に当たり、同協会の山口博会長は「先進技術を活用し業務の効率化に寄与する製品、施工の省力化に関する製品が多数展示される。新しいアイデアを生み出すきっかけになり、直面する課題を乗り越えるとともに、さらなるチャレンジにつなげてほしい」と述べた。