2024.05.31 マクセル、全固体電池の作動上限温度、150度の技術開発に成功

 マクセルは30日、全固体電池の作動上限温度を150度に引き上げる技術開発に成功したと発表した。この技術により、昨年6月に量産を始めたセラミックパッケージ型全固体電池と比べ、より高温下で全固体電池を利用できるようになる。製品実装の時期は未定だが、用途先の要望を受け製品化を目指す。

 昨年から量産している全固体電池「PSB401010H」の放電上限温度は125度だった。今回、全固定電池の劣化メカニズムの解析で要因を突き止め、電極の...  (つづく)