2024.06.05 【環境の日(エコファースト企業)特集】TE Connectivity より持続可能な世界実現に貢献
さまざまな省エネ活動に取り組む掛川工場
TE Connectivityは、高度な技術を駆使した製品を提供することにより、電気自動車(EV)の普及や再生可能エネルギー未来の推進などに取り組み、より持続可能な世界を実現に貢献する。
また、温室効果ガスの排出量、水の使用量、廃棄物の削減などのサステナビリティーに配慮する事業活動を展開。FY20以降、自社の事業活動により直接排出するScope1およびScope2の温室効果ガスの絶対排出量を72%削減した。さらに、外部バリューチェーンに起因する間接的なScope3の排出量をFY23までに30%削減する目標を設定(FY32 vs FY22)。
日本の掛川工場(静岡県掛川市)では、省エネ活動として部門間の垣根を越えたエア削減改善を展開、高効率コンプレッサーと台数制御システムを導入し、効率の良いエア供給と無駄取りしたエア使用により、生産に係るエネルギー原単位を10%削減した(FY23 vs FY22)。また、アルカリ廃液の社内処理化と汚泥の乾燥工程追加により、めっき工程から排出される産業廃棄物を大幅に削減。ごみ分別を徹底し、プラスチックの粉砕材は回収して新材と混合して再利用することで、廃棄物ゼロを目指す。