2024.06.12 東京大学が国際下水疫学講座を開設 島津製作所と塩野義製薬が出資、パンデミックなど有事に備える
発表会では活動方針や狙いが説明された
東京大学は3月1日に社会連携講座「国際下水疫学講座」を設立した。同講座は下水疫学に関する世界的な教育研究拠点としての役割を担うとともに、パンデミック(世界的大流行)などの有事に備える研究開発や社会実装を進める。開設期間は2027年3月まで。島津製作所と塩野義製薬が出資しており、両社が設立した企業を通して同講座に協力していく。5日、東大本郷キャンパスで設立発表会が開かれた。
下水疫学調査(下水サーベイランス)は、下水中の病原体... (つづく)