2024.06.14 【オーディオ総合特集】KEF シングル・アペアレント・ソース・スピーカー「ブレード」 音を均等に拡散

Blade One Meta

 KEF(ケーイーエフ)は、低域、中域、高域が一点から放射される世界初のシングル・アペアレント・ソース・スピーカーとなるフラッグシップのBLADE(ブレード)や、独自技術で高音質を実現したThe Reference(ザ・リファレンス)に加え、フラッグシップの技術を採用したRシリーズ、小型ワイヤレススピーカーLSX Ⅱを前面に提案していく。

 ブレードは、独自のMAT(メタマテリアル・アブソープション・テクノロジー)を採用したシングル・アペアレント・ソース・スピーカー。部屋全体に音を均等に拡散させることで部屋のさまざまな場所に座っている誰もが同じように自然で純粋な音を楽しめる。点音源のため正確な音を再現できる。

 ザ・リファレンスは英国ケント州メイドストーンのKEFのマスタークラフツマンによる手作業で製造されている。全てがラボで管理されており、基準機に対してほぼ誤差のないオーディオ精度を実現していることも特長だ。現在はMATも搭載している。

 今年の中核となるRシリーズは、ザ・リファレンスのために開発された一連の最新技術を採用した。音楽用のステレオでもホームシアターでも優れた音響性能を実現する。MATも搭載したRシリーズには最高の音響技術が盛り込まれ、高音質を楽しめる。

 LSX ⅡはオールインワンスピーカーシステムLSXの第2世代で、高解像度でバランスの取れた音とワイヤレス接続性を高めた。

 ノートパソコンやテレビなど、さまざまな機器に接続すれば簡単に高音質を楽しめるだけでなく、専用のアプリによりコントロールも可能。カラーバリエーションも豊富だ。

 22、23日に開かれる「OTOTEN2024」に出展する。今回は「KEFサウンドによる『没入体験』の提供」をコンセプトに、照明や心地良さにもこだわった空間で各製品の試聴ができる。ロータスに搭載されたKEF車載オーディオが体験できるブースをB1エリアに出展し、試聴イベントを実施する。