2024.06.14 【オーディオ総合特集】パナソニック ダイレクトドライブターンテーブル 新色など製品群を拡充

SL-1200M7B

 パナソニックは、高級オーディオブランド「テクニクス」のダイレクトドライブターンテーブルの製品群を拡充するとともに使用シーンに合わせた提案を進めている。5月末には部屋に合わせられるようホワイトモデルを用意したほか、7月からはアウトモビリ・ランボルギーニとのコラボレーションモデルも発売する。

 2016年に新たなダイレクトドライブターンテーブルシステムを開発し復活して以来、コアレスのダイレクトドライブモーターとデジタル制御技術を組み合わせ、製品群を増やしてきた。現在は最上位機のSP-10R、SL-1000Rから、上位機のSL-1200Gシリーズ、高機能を身近にしたSL-1500C、ディスクジョッキー(DJ)向けのSL-1200MK7をそろえる。

 23年からは高い回転精度と低振動を実現した新モーター駆動技術の「ΔΣ-Drive(デルタシグマドライブ)」を搭載したSL-1200GR2を開発し、さらなる高音質化を実現している。

 今回新色を加えたのはSL-1500Cで、音楽を楽しむ環境が多様化していることを受けて、部屋のスタイルに合わせて色を選べるようにした。これまでのブラックとシルバーに、ホワイトモデルを加えた。あわせて、シルバーのみだったネットワークCDレシーバーSA-C600にもホワイトモデルを追加し、多様化する需要に応えていく計画だ。

 さらに7月12日からは、SL-1200MK7をベースにアウトモビリ・ランボルギーニとコラボしたSL-1200M7Bを発売する。カラーはオレンジ、イエロー、グリーンの3色で、ランボルギーニのロゴ入りスリップマットなども付属する。購入特典では、今回のプロジェクトのために特別に収録されたV12エンジン搭載車6台のエンジン音と走行音が楽しめるレコードが付属する。

 6月22日に開幕する「OTOTEN204」に出展する。会場ではSL-1200GR2の試聴をはじめ、開発者のセミナー、著名なDJによるプレーの時間も用意している。