2024.06.14 人気アニメ「魔法科高校の劣等生」とコラボ 総額500万円のお買物券 夏の秋葉原電気街まつり、6月21日から

人気アニメとのコラボで来街を促進するという小野会長(中央右)と和田副委員長(中央)

 秋葉原電気街振興会(会長=小野一志オノデン社長)は、6月21日から「夏の秋葉原電気街まつり2024」を開催する。今回はシリーズ累計発行部数1400万部を超え、4月から第3期TV放映中の「魔法科高校の劣等生」とタイアップし、来街者の買い物促進を図る。期間は7月28日まで。

 秋葉原電気街まつりは大型連休やボーナス商戦などに合わせて開催しているイベントで、抽選でお買物券などが当たる企画を用意し、来街のきっかけづくりや購買促進をしている。今回はアニメ放送10周年の節目を迎える人気アニメとコラボし盛り上げていく。

 キャンペーンは期間中に対象店舗で3000円(税込)以上購入した人に、その場でお買物券が当たる抽選くじを進呈。金賞(200人)は1万円分、銀賞(1000人)は3000円分の商品券としてキャンペーン参加店で使える。抽選参加者には「魔法科高校の劣等生」特性うちわをプレゼントする。

 和田詔一販促企画副委員長は「今回は賞金総額も大きく増やした。うちわは日本の文化として海外でも人気なため評価を得られると思う」とした上で、「秋葉原=アニメだけでなく家電の街としても、省エネ性能の高いおすすめ家電を販売していきたい」と意気込みを語った。

 SNS拡散施策も行い、X(旧ツイッター)のフォローやリポストで、実際に街に掲出した「スペシャルフラッグ」を10人にプレゼントする。さらにアニメの公式アカウントのフォローに加え、自身が引いたくじの写真と一緒にリポストすることで、アニメのヒロイン司波深雪役の声優・早見沙織さんの直筆サイン入りポスターを5人にプレゼント。キャンペーン期間中は参加店の店内アナウンスを早見さんが行う演出も用意する。

 小野会長は「今年は外国人観光客だけでなく国内の来店も増え、白物家電やオーディオの販売も良い。省エネ商品への買い替えの動きも出ているため、キャンペーンを通じてさらに盛り上げていきたい」と力を込めた。