2024.06.19 猛暑対策、いよいよ本番 九州で専門展 “身に着ける”エアコンや熱中症対策ウォッチなどずらり
富士通ゼネラルは“身に着ける”エアコン「コモドギア」を実演
夏に向けて気温の上昇が続く中、ファン付ジャケットやクールミストなど猛暑でも快適に過ごしやすいアイテムが進化を続けている。福岡市博多区のマリンメッセB館で19日、3年ぶりに開幕した「九州猛暑対策展」(主催:日本能率協会)では、熱中症対策や暑さを軽減するアイテムから、熱中症対策ウォッチ「カナリアPlus」や熱中症リスク判定AIカメラ「カオカラ」など、ユニークな暑さ対策の提案が会場を沸かせている。
暑さだけでなく冬の寒さにも対応可能なウェアラブルエアコン「コモドギア」を出展したのは富士通ゼネラル。「氷」の文字がブースでひときわ目立ったMIクリエーションズは、水をいれてそのまま冷凍可能な「アイスストロング」を紹介し、首や肩、脇下などさまざまな部位をアイシングできる実演を行った。
熱中症対策では「リポビタン」シリーズを販売する大正製薬が、凍らせて飲むタイプの「アイススラリ―」や低カロリーで水に溶かすだけのパウダータイプなどを提案した。
暑さが厳しさを増す中、猛暑対策への関心は高く、20日までの開催で、併催する展示会と合わせて3500人の来場が見込まれている。