2024.06.21 東京農工大など鉄系高温超伝導磁石を開発 世界最高性能、加速器などへの応用に期待
鉄系高温超伝導磁石の試作品
東京農工大学の山本明保准教授、九州大学の嶋田雄介准教授らの研究グループは、機械学習を合成プロセスに活用することで、世界最高の磁力を持つ鉄系高温超伝導体の永久磁石を開発し、テスラ級(1テスラ=1万ガウス )の強力磁場の安定保持に初めて成功した。核磁気共鳴分析装置(NMR)、高エネルギー加速器、モーター用強力磁石などへの応用が期待できる。
研究グループはほかに、東京農工大の德田進之介氏(博士後期課程修了)、石井秋光氏(同)、山中... (つづく)