2020.05.26 エネットなど、太陽光発電余剰電力を融通する実証実験 

実証で、余剰電力を放電している住宅

 地域コミュニティ内で太陽光発電の余剰電力を融通する実証が始まった。電気自動車(EV)や既存の系統網を活用し、新電力が仲介する。蓄電池を通信で遠隔制御して充電と放電を切り替える手法で、国内ではほとんど例がないという。

 実証の舞台は、別荘地として知られる長野県軽井沢町。同町で電力販売を手がける新電力大手のエネット(東京都港区)と電気通信工事会社のミライト(東京都江東区)、東京都や長野県などでドコモショップを運営するシーシーディ(...  (つづく)