2024.06.26 東洋紡と大塚化学、分離膜デバイス共同開発へ アライアンス契約締結、生産性向上

分離膜デバイスに用いられる中空糸とその断面写真

 東洋紡は大塚化学(大阪市中央区)と、医薬品の製造プロセス領域における生産性向上のためのソリューション提供に向け、新たな分離膜デバイスの共同開発などに関するアライアンス契約の締結に合意した。

 世界の医薬品市場は2028年まで年約7%での拡大が見込まれ、これに伴い医薬品の製造に必要な分離膜などのデバイス市場も拡大が予想される。

 中でも、がん細胞などにおける特定の抗原にピンポイントで作用する抗体医薬品は、高い...  (つづく)