2024.06.26 キッザニアにパソコン工場パビリオン、マウスコンピューターが出展
インストラクターの指導を受けながらパソコンを組み立てる子どもたち
受注生産のパソコン(PC)メーカー、マウスコンピューターは26日、子どもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」(東京都江東区)に、PC工場パビリオンを出展した。キッザニア甲子園(兵庫県西宮市、2010年)に続いて2カ所目。
インストラクタ―の指導の下、子どもたち(3~15歳)がPCを構成するパーツや機能などの知識を身に付けながら、オーダーを受けたゲーム用PCを約30分で組み立てて出荷する。パビリオンには1回で8人が参加できる。
工房では、子どもたちがオーダーシートを見て部品などをピッキング。スタッフやモニターのガイドに沿ってCPUやメモリー、グラフィックカードなどを基板に差し込み、ケーブルをまとめるなどして完成させた。
黄色と黒のユニフォーム姿で参加した小学5、6年生の児童らは「どの部品をどこに差し込むか最初はわからなかったが、最後に起動できた時はうれしかった」などと感想を話した。
オープニングセレモニーで同社の軣(とどろき)秀樹社長は「モノづくりの感動や、PCを起動できた時の喜びを全国の子どもたちに伝えたい」と話し、地方での出張講座にも力を入れたいと語った。