2024.07.08 NTTデータ経営研究所とCANが香り×人間情報データベース研究会発足 データを収集しAIモデル開発

クラスタマップ(左上)では115香料が格子点にプロットされており、いずれかをクリックすると官能評価項目の値をヒートマップ(赤:傾向が強い、青:傾向が弱い)で表現する。また、当該香料に対する人の特性傾向も分析することができる

▶画像ギャラリーへ

 NTTデータ経営研究所(東京都千代田区)と応用脳科学コンソーシアム(CAN)は、香りに対する消費者の官能評価と人間特性の分析・予測を可能としたAIモデルを活用する「香り×人間情報データベース研究会」を発足する。同研究会は、参加企業が共同で収集した香りに関するデータを既存のAIモデルに組み込み、新たなAIモデルを開発・活用することで社会実装を目指す。

 NTTデータ経営研究所は2019年から24年にかけて、東京大学大学院農学生命...  (つづく)