2024.07.09 【家電総合特集】後半戦は提案型の販促がカギ 省エネなど高付加価値品で
大型化が進むテレビは画質音質に加え、ネット動画視聴などの機能訴求も重要に
家電関連メーカー各社は、原材料費やエネルギー価格の高騰、円安、物価上昇など、不透明な市場環境下での難しいかじ取りを強いられている。国内家電市場は新型コロナウイルス禍の〝巣ごもり〟が終わり、消費行動が外に向くようになったことで家電への支出も一服感がある。今年前半は早い時期から猛暑となりエアコン販売のスタートが好調な半面で、趣味嗜好性の高いAV関連機器は厳しさが残る。一方で高付加価値品への購買意欲が高まっていることから、後半戦は提案型の販促が成長のカ... (つづく)