2024.07.18 【ケーブルコンベンション/ケーブル技術ショー特集】マスプロ電工 ケーブルラジオシステムをメイン BS・CSチャンネルプロセサーなど各種製品展示

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 マスプロ電工は、行政からの情報や災害時の緊急情報を伝える「ケーブルラジオシステム」をメインに、BS・CS帯域のレベル差をチャンネルごとに自動補正できる「BS・CSチャンネルプロセサー」や、地上デジタル放送の信号レベルの偏差をチャンネルブロックごとに補正できる「簡易ヘッドアンプ」、システムに合わせた機能を搭載したモデルを選択できる「光受信機(V-ONU)」などを展示する。

 また、好評な「デジタルレベルチェッカー」2機種と、CATV加入者にも提案しやすい、電源スイッチを入れるだけで映る「ワイヤレスカメラセット」を展示する。

 最近では、線状降水帯の発生による大雨や地震など、予期せぬ災害が各地で起きている。

 同社では、ケーブルテレビ網のFM帯域(76~95メガヘルツ)を活用した災害時の緊急情報を伝えるケーブルラジオシステムの設置を通して、安心で住みやすい街づくりの提案に貢献する。

 同システムは、災害時の緊急情報や地域に密着した身近な情報を、ケーブルテレビ局のセンターより各家庭のケーブルラジオ端末へ音声配信する。当日はデモ実演展示する予定。

 BS・CSチャンネルプロセサー「BCWCP2」は、BS・CS帯域のレベル差をチャンネルごとに自動補正し、多彩な出力調整機能で伝送システムに合わせた出力レベル調整を可能にする。

 ほかにも、システムに合わせ必要な機能を選択できる光受信機(V-ONU)や共同受信用ブースター、レベル差のある入力信号を補正して出力する地上デジタル用簡易ヘッドアンプも展示する。

 デジタルレベルチェッカーは、4K衛星放送の映像と音声を確認できる「LCV4A」と、ハンディータイプで4K8K衛星放送の受信レベル、簡易C/Nの測定ができる「LCT6」を展示。光パワーメーター「VOPSL」はFTTH映像伝送の光レベルや光変調度・信号品質が測定できる。

 ワイヤレスカメラセットは、電源スイッチを入れればすぐに使える約300万画素対応カメラとモニターのワイヤレスカメラセット。

 カメラの映像をより長距離に、また障害物を回避できる専用の中継器(別売)と合わせて実演展示する。