2024.07.18 【ケーブルコンベンション/ケーブル技術ショー特集】ミハル通信 最先端製品など訴求 コンテンツ保護用スクランブル装置披露
コンテンツ保護用スクランブル装置
ミハル通信は「ケーブルテレビを元気に、地域をもっと元気に!」をテーマに、地域DX化を支えるケーブルテレビをサポートする最先端の製品・ソリューションを訴求する。
ブースでは、新製品として、コンテンツ保護用スクランブル装置を披露する。ケーブルテレビ事業者の地上デジタル自主放送設備から送出する放送コンテンツの著作権(権利)保護のために信号にスクランブルを施す装置だ。ほかにも、1台で最大16TSに対応するTS over IP送受信装置や、複数波の個別監視が可能な地デジ/QAMモニター付きRF切り替えユニットも展示する。
IP入力QAM多チャンネル変調ユニットを展示。16ポートASI入出力 TS over IP送受信装置で、1ユニット当たり最大12波出力、90~770メガヘルツの任意のチャンネルに出力、NIT変換機能を1ユニットで実現する。
IP放送をオールインワン構成の1台で監視可能な「IP放送用監視装置」も展示する。
FTTHソリューションとして、デジタルチャンネルプロセッサーと、光送信器「MOTSDシリーズ」を展示。デジタルチャンネルプロセッサーは難視聴対策・受信障害対策に最適で、地上デジタル放送信号を1台で最大11波まで対応可能。また、デジタル化により、任意のチャンネルへいつでも変更可能。災害時には地上デジタル放送の仮復旧を支援する。また、770メガヘルツ直接変調型光送信器と3224メガヘルツ外部変調型光送信器の後継機も紹介する。
マルチポート光ファイバー増幅器「MOAPNシリーズ」と「MOSFシリーズ」を展示。2008年発売以降、導入実績が数多く、今も信頼性が高い。幅広いラインアップをそろえ、新規・リプレース案件とも対応可能で、CATV事業者のニーズに応える。
GE-PON装置(GE-PON OLT・GE-PON ONU)も展示する。
ヘッドエンド装置のリモート保守ソリューション「M-3」では、新開発のAIを利用して、降雨による衛星放送への影響を即座に判断する機能などを紹介。監視メールによる運用を支援する「メールオプション」も提供している。
極超低遅延映像・音声伝送システム「ELLシステム」として、8K対応のELL 8Kと2K/4K対応のELL Liteを展示する。併せて、これまでELLシステムを使用して行った事例やデモを動画で紹介する。