2024.07.25 金沢大学と津田駒工業が全自動合成ロボットシステム開発 植物プラスチック、1年間に3000種類製造可能
全自動の植物由来樹脂合成ロボットシステム
金沢大学理工研究域生命理工学系の髙橋憲司教授らの研究グループは、津田駒工業と連携し、植物プラスチックを全自動で合成するロボットシステムを開発した。植物プラスチックは、植物を構成するセルロースという高分子を化学的に修飾した樹脂。
研究グループは2022年8月からロボットシステムの設計・開発の協議を進め、23年3月末に第1世代試作機を完成。さらに改良を加え、24年3月末に反応装置5個が連動して動く合成ロボットシステムの完成にこぎ... (つづく)