2024.07.26 信越化学工業、4~6月連結は売上高など横ばい

 信越化学工業の2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は、売上高、営業利益ともに横ばいだった。電子材料事業は増収だったが、生活環境基盤材料や機能材料が減収となった。

 セグメント別売上高は、生活環境基盤材料事業は前年同期比3.3%減。電子材料事業は半導体市場の調整がおおむね底打ちした中で、シリコンウエハー、フォトレジスト、マスクブランクスなどの半導体材料の供給に努め、同3.0%増。機能材料事業は汎用(はんよう)製品群の在庫調整や市況軟化が続き、同1.3%減。