2024.07.30 TIS、4~6月連結は営業減益
TISの2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は、IT需要に対応した事業拡大で増収となったものの、大型案件のピークアウト影響などにより営業減益となった。
オファリングサービスは決済や基盤系、経営管理分野へのIT投資拡大に加え、M&A(合併・買収)効果もあり増収増益。
BPM(業務プロセス管理)は既存のデータ入力業務の苦戦が継続し減収となる中、コスト管理を行い増益を確保した。
金融ITはクレジットカード系や公共系金融機関の大型開発案件のピークアウトなどが影響し減収減益となった。
産業ITはサービス、製造、流通など幅広い業種での投資拡大に伴い増収となったものの、製造業の大型開発案件の反動減などで減益だった。
広域ITソリューションは医療系販売案件の反動減や不採算案件などにより減収減益。
通期連結業績予想は据え置いた。