2024.07.31 セイコーエプソン、4~6月連結は増収・営業増益

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 セイコーエプソンの2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は、為替のプラス効果もあり、売上収益、営業利益は前年同期より増加した。

 市場在庫調整局面の継続に起因するデバイスの需要減少により、マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業セグメントが減収となったものの、大容量インクタンクモデルやプリントヘッド外販ビジネスの販売伸長などによるプリンティングソリューションズ事業セグメントでの増加、為替の影響などにより約7%の増収となった。

 事業利益は、プリンティングソリューションズ事業セグメントの増収に加え、円安の進行による為替のプラス効果が大きく、前年同期比50%増、営業利益も2桁の伸びとなった。

 通期連結業績見通しは、為替を円安に見直したことで、売上収益、各利益とも上方修正した。