2024.07.31 電通総研、1~6月連結は増収減益

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 電通総研の2024年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、増収減益だった。売上高は、金融ソリューションセグメントおよび製造ソリューションセグメントを中心に増収となった。一方、利益は、増収による増益効果はあったものの、人件費増や販売費などの増加で減益。

 金融ソリューションは、会計領域のソフトウエア商品の販売・導入が銀行業向けに拡大したことに加え、リース業務向けパッケージの販売も増加した。製造ソリューションは、システムグランドデザイン、エンジニアリングを支援するコンサルティング、PLMソリューションなどが拡大した。ビジネスソリューション、コミュニケーションITの売り上げは前年同期並みだった。

 通期連結業績見通しは、ミツエーリンクスの子会社化で売上高を上方修正、各利益は据え置いた。