2024.08.01 大塚商会、1~6月連結は売上高など最高
大塚商会の2024年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、堅調なIT投資需要を吸収し、売上高が前年同期比9.3%増、営業利益も同5.8%増と売上高・利益とも過去最高を更新した。下期も業績は好調に推移するとみて、通期業績予想を上方修正した。
柱のSI(システム構築)事業は、パソコンやパッケージソフトが順調に伸び、売上高は同10.1%増の3855億円だった。
サービス&サポート事業は、オフィスサプライ事業「たのめーる」やIT支援総合プログラム「たよれーる」などストックビジネスに引き続き注力し、売上高は同7.9%増の1842億円となった。
大塚裕司社長は「企業のIT投資需要は底堅く、当社の業績も年初予想を上回った」と述べ、売上高を当初予想比2.8%増の1兆550億円、営業利益を同1.5%増の695億円に通期連結業績見通しを上方修正した。