2024.08.07 【電波時評】喫緊かつ抜本的なIT人材対策を

 企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の本格化、生成AI(人工知能)など新技術の台頭を背景に、IT需要の拡大が見込まれるが、IT人材の不足など需給ギャップの解消は喫緊の課題だ。

 ガートナージャパンは、先ごろ「日本企業のIT人材不足に関する調査結果」を発表した。4月に年間売上高500億円以上の企業のITやデジタルの戦略策定に携わっている役職者を対象に行ったが、人材不足について4割前後の企業が「大いに不足している」と答え...  (つづく)