2024.08.06 東京応化、1~6月連結は営業増益

 東京応化工業の2024年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、前年同期比で2割を超える増収・営業増益となった。生成AI(人工知能)および中国向け需要拡大などを背景とした半導体市況回復や為替効果が業績を押し上げた。

 セグメント別売上高は、エレクトロニクス機能材料が同22.7%増の513億6000万円、高純度化学薬品が同21.8%増の424億7500万円となり、それぞれ期初計画を大きく上回った。また、上期の研究開発費を考慮し、通期の研究開発費計画を増額修正した。

 同社は7月26日に通期連結業績予想の上方修正を発表している。通期の為替想定は1ドル=145円とする。