ソフトバンクの2025年3月期第1四半期（24年4～6月）連結決算は増収増益。売上高、営業利益とも第1四半期として過去最高となった。

　主力の携帯電話を含むコンシューマ事業は、通信料値下げの影響から脱却し増収増益。増収基調が鮮明になった。スマートフォンの契約数は4％増加し前年同期比132万件増の3090万件となった。

　エンタープライズ事業はソリューションサービスが伸び増収増益。LINE・ヤフー事業を含むメディア・EC事業も増収増益となった。ファイナンス事業はPayPayの営業利益が大幅に改善し、初の営業黒字を計上した。宮川潤一社長は「今後は収益の柱として大変期待している」と強調した。