2024.08.07 KDDI、訪日外国人向け新サービス開始 在日外国人が母国語で日本情報発信

 KDDIは7日から、日本在住の外国人が旅行などで日本に訪れる外国人に、同じ母国語で日本の飲食店や美容サロンなどの店舗情報を紹介するサービス「KAMOkamo(カモカモ)」の提供を始めた。日本に住む外国人が日本のおすすめの店舗情報を紹介することで、訪日外国人は同じ母国語で情報が確認でき、来日前に気に入った店の事前予約から決済まで行える。

 日本に住む外国人が持つ日本に関する知識や言語力、知人ネットワークを生かして、外国人旅行者へ情報発信する仕組みを構築しようというのが今回のサービスだ。

 在留外国人は紹介したい店舗を検索し、外国人旅行者向けに母国語で解説する。さらに決済機能を使って、海外にいながら日本の店舗の予約や決済も可能だ。

 紹介した店舗を外国人旅行者が利用すると、紹介した在留外国人にはAmazonギフト券で報酬を支払う。

 開始当初は飲食と美容情報を提供するが、今後はショッピングやエンターテインメントなどのジャンルも追加。対象国も拡大し、順次サービスを提供していくことにしている。(8日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)