2024.08.07 THK、1~6月連結は減収減益
THKの2024年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、輸送機器事業が部品供給不足解消の緩和などで自動車の生産と販売が回復する中で、おおむね回復基調が継続する一方、産業機器事業が緩やかな回復へと向かいながら受注残が高水準だった前年同期と比べて減少した影響から減収減益となった。
米州と欧州では、為替が円安で推移した影響もあり、売上収益が増加。中国では、産業機器事業が緩やかに回復へ向かったものの営業利益は減少した。インド・ASEANは、同社グループ製品への需要の裾野が着実に広がる中、販売網の拡充に加えて新規顧客の開拓を図り、積極的な営業活動を展開した。