2024.08.09 レスター、4~6月連結は増収増益

▶画像ギャラリーへ

 レスターの2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は増収、大幅な増益となった。

 車載向けを中心に売り上げが伸び、スマートフォン市場の回復に伴い電子機器製造受託(EMS)事業の業績が改善した。

 レスターWPG(旧AITジャパン)、レスターエンベデッドソリューションズ(旧都築エンベデッドソリューションズ)の連結子会社化も寄与した。

 利益面では主力であるデバイスビジネスユニット(BU)の増収に加え、事業再編に伴う税効果も影響した。

 デバイスBUの売上高は前年同期比13.2%増、セグメント利益は同60%増だった。

 システムBUの売上高は同13.9%増、セグメント利益は54.7%増。国内で太陽光発電所が拡大し、電力販売契約(PPA)の新規契約が増加。電力販売も堅調だった。

 通期連結業績予想は据え置いた。